AfterEffects Laboratory 特別編 01
ショートカット&裏ワザ その1
(プロジェクトウインドウ)

非常に便利なショートカットでも、意外と知らなかったりするものです。
作業をより効率化するため覚えておいて損はないモノをリストアップしました。
マニュアルに記載してないものもあるかもしれません。
(というわけで、これらをすべて知っている人はかなりのマニアです!)
※ Mac版 AfterEffects 5.5J Proをベースに記載してあります。
※ ショートカットは「英語入力状態」で使用してください。
※ 「コントロールパネル>キーボード」でファンクション割当てを無効にしてください。
※ Win版の人は「Command→Control」「Option→Alt」で実行可能なハズです。
(無断転用・無断転載は禁止しています)
 プロジェクトウインドウ
 ●最後に使ったプロジェクトを開く



仕事の続きを行う場合などに便利です。

 ●読み込みダイアログの呼びだし



 ●プロジェクトウインドウだけを開く



プロジェクトに問題があった際に対処できるようになります。

 ●フッテージウインドウでムービーを開く



アルファチャンネルの確認やフィールド単位でのコマ送りが可能になります。

 ●ドラッグ&ドロップ読み込みの初期設定




 ●連番素材の入ったフォルダのドラッグ&ドロップ



連番素材の入ったフォルダを普通にドラッグ&ドロップするとシーケンスとして読み込まれます。
一枚一枚の素材として読み込みたい場合はオプションを押してからドロップします。

 ●連続しない連番素材のお読み込み



「1コマとばし」でレンダリングされたような「連続しない連番素材」でもつなげて読み込ませることができます。

 ●アイテムの名前の変更



名前が変更できたら再度リターンで確定。
※同じ名前を複数アイテムに付けられます。

 ●すべてのウインドウを一度に片づける



プロジェクトを終了する前にすべて閉じておくと次回の起動時に無駄なウインドウが開くことがなく便利です。

 ●パネルのコンテクストメニュー



パネル項目部分でコンテクトメニューを表示させることによってパネル表示のカスタマイズが可能です。コメントパネルは名称も変更可能です。

 ●フッテージアイテムのコンテクストメニュー



「Finderで表示」は意外と重宝します。

 ●フッテージアイテムの「Creater ID」表示



フッテージの「ファイルクリエータID」が
プロジェクトウインドウの情報エリアに表示されるようになります。

 ●コンポジションの複製(バックアップ)



コンポジションを複製してバックアップすることによって試行錯誤を安全に行えます。

 ●フッテージ情報エリアから、コンポジションへジャンプ



選択したフッテージの情報エリアに
コンポで使用された回数が表示されます。
そこから使用コンポジションへジャンプできます。

 ●タイムラインに配置したアイテムの置き換え



置き換えたいレイヤーを選択してから、プロジェクトウインドウのアイテムを「オプション」を押しながらドラッグ&ドロップします。
※複数のレイヤーを一度に置き換えることも可能です。

 ●タイムラインへのフッテージのドラッグ&ドロップ



タイムラインにアイテムを配置する際、タイムラインウインドウのカウンタの表示時間にアイテムは配置されます。

 ●新規コンポジションを作成する場合



フッテージやコンポをプロジェクトウインドウ下部の「コンポアイコン」にドラッグ&ドロップすることによって属性(サイズ、フレームレート、デュレーション、アスペクト比)を引き継いだコンポジションを作成することができます。
※複数選択してドラッグ&ドロップした場合は最初に選択したアイテムの属性が適用されます。

 ●フッテージ変換設定のコピー&ペースト



フッテージ設定(フィールド順やループ)を他のフッテージにコピー&ペーストできます。
フィールド分割素材が多数ある場合は重宝します。