<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(237 KB)
制作例 17: 習字のように文字を書く表現
(AE5.5 PRO)

AE-TIPS 17 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:
- No Use
Third-Party Footages:

- Artbeats Reel Fire RF201




<グラデーション素材の作成>

文字を書くエフェクトの表現手法はいろいろありますが、
今回は「グラデーションワイプ」を使用した方法を紹介します。
かなり高度なテクニックですので研究してください。

Adobe Illustrator で文字の書き順を表したグラデーションを作成します。
円ツールとブレンドツールを使用しグラデーションの帯を作成し、
それを「各ストロークに分割したアウトラインパス」でマスクします。
(グレー濃度がワイプ時間に反映することを考慮して作成します)

<スクリーンショットを見る>
「Adobe Illustrator」


<ワイプアニメ>
QuickTime 形式
(35 KB)


<グラデーションワイプ>

STEP1で作成したグラデーション素材を新規コンポにいれて
目玉をオフにしておきます。
新規平面(白色)を作成し、
エフェクト>変換>グラデーションワイプ を適用します。

キーフレームを調整してアニメーションさせます。

<エフェクトウインドウを見る>
「グラデーションワイプ」


<グロー>
QuickTime 形式
(32 KB)


<グローエフェクト>

文字の先端部分のみをグローさせます。
STEP2で作成した素材を新規コンポに入れます。
レイヤーを複製し、時間位置を1フレームずらして
トラックマットの機能を使用して先端部分のみにします。

調整レイヤーを作成し、
エフェクト>スタイライズ>グロー を適用します。

※「不定マップ」についてのさらに詳しい解説は
AfterEffects LAB 基本編 20 を参考にしてください。
ページを見る

<エフェクトウインドウを見る>
「グロー」


<合成>
QuickTime 形式
(75 KB)


<合成>

STEP2とSTEP3の素材を合成します。
文字部分には炎がまとわりつくような味付けをしてあります。


<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(237 KB)


<完成>

背景を用意しておきます。
背景とSTEP4の素材を合成すれば完成です。
今回スケールアニメーションさせていますが、
3Dレイヤーの機能を使用しても構いません。

グラデーションワイプを使用した文字書きアニメーションの利点は
「にじみも表現可能」「スピード調整しやすい」です。
違いを理解するためには、他の方法も試してみてください。

< Artbeats についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン/シーバレー(国内販売元) http://www.cvalley.co.jp/artbeats/