
LAB01:Unity VFX-Graphとは
Unityの機能の1つである VFX-Graph(正式名:Visual Effects Graph)はノードベースのプログラミング環境を備えたGPUパーティクルシステムです。2018年にUnityの新機能として追加され、現在も進化を続けています。
「どんな表現ができるのかよくわからない」「制作手順が難しそう」「パーティクルならAfterEffectsで出来るんじゃないの?」という声もたまに聞きますが、私もレンダリングする前提で手軽にパーティクルを作りたい場合であれば、特にUnityを使う必要は無いと思います。
私が考える VFX-Graph の 主な特徴としては下記の3つです。
【1】GPUを使用するため大量のパーティクルをリアルタイム描画できる。
【2】さまざまな 入力デバイスを使ってパーティクルの制御ができる。
【3】パーティクルの発生・制御の仕組みを自分で組み立てられる。
簡単に言うと「インタラクティブなエフェクト」を自分で作成できるということです。昨今、映像CG系デザイナーは「体験型の映像コンテンツも作れますか?」と質問される場面もあるのではないでしょうか。数年前までは 高価なハードウェアが必要だったり プログラムが書けないと難しかったことが、現在は ノードベースのプログラム環境で開発、かつノートPC上で動作するようになりました。エンジニアのサポートがなくても、デザイナー自身が試行錯誤できるため、新たな映像表現の1つとして、私は非常に可能性を感じています。(単純に大量のパーティクルを発生させられるのは楽しいですし…)

「Unity以外のソフトではインタラクティブなパーティクル表現はできないの?」という疑問もあるかと思いますが、実はUnity以外のソフトでもできます。ただし下記の4つの理由から私はUnityのVFX-Graphをオススメします。
(1)Unity Personal(無料個人版)でも通常版と同じように動作する。→「透かし」が入らず、プロジェクト保存やアプリビルドが可能。
(2)入力デバイスの対応数が多い。→各種センサーやコントローラなど、対応していることが多い。
(3)ユーザー数が多く、公式サンプル含め、教材動画なども豊富。
(4)神の存在。Unityには神と言われている人物が存在します!→その名は 高橋啓次郎氏(keijiro神)彼がデバイスのプラグインやサンプルを公開してくれていることでかなりの部分が効率化されています。※UnityおよびVFX-Graphを習得する過程で必ずお世話になる方です。

↑ Unity6 スプラッシュ画面にもkeijiro神の名前が!
