<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(640 KB)
制作例 52: パーティクル&フォトプリント
(AE6.0 & Trapcode Starglow)

AE-TIPS 52 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:

- Trapcode Starglow
Third-Party Footages:
- No Use




<はじめに>

今回は「プリンタのCM」などで使われていそうな
パーティクルがライン状に集まっていく表現です。
シャターエフェクトを逆再生することで
パーティクルが集まってくる効果を作成しています。

はじめに、写真素材を用意します。
※この写真にもだんだん飽きてきましたね…
(コンポ名:AE52-1_Face)



<シャター用のグラデーション素材>

シャターの崩れ具合を制御するための
「グラデーション素材」を作成します。
エフェクト > レンダリング > カラーカーブ
を使って作成します。
(コンポ名:AE52-2_GradforShatter)



<ライングロー素材>

ラインが光ったような素材を作成しておきます。
(コンポ名:AE52-3_Flare)


<フラクタルノイズ>
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(537 KB)


<フラクタルノイズのアニメーション>

光のフレアを表現するために
エフェクト > ノイズ > フラクタルノイズ
を使用してアニメーションを作成します。
(コンポ名:AE52-4_Fractal)

左側が少し「虹色」になるように調整します。
レインボーカラーは
エフェクト > レンダリング > カラーカーブ
エフェクト > イメージコントロール > コロラマ
を使用することで作成できます。


<エフェクトウインドウを見る>
「フラクタルノイズ」「ストロボ」
<タイムラインウインドウを見る>


<シャターエフェクト>
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(364 KB)


<シャター>

STEP1とSTEP2のコンポを新規コンポに入れます。
(コンポ名:AE52-5_Shatter)

3Dカメラ(24mm)を新規作成し、正面から見た状態で、
シャターのアニメーションを調整します。

<エフェクトウインドウを見る>
「シャター」
<タイムラインウインドウを見る>


<3次元合成>
QuickTime 形式
(408 KB)


<各素材を合成>

STEP5のコンポにSTEP3〜4の素材を入れて
シャターの動きに合わせてアニメーションさせます。

この段階で「簡単な背景」と「紙の平面」も追加しています。

<タイムラインウインドウを見る>


<カメラアニメ>
QuickTime 形式
(611 KB)


<カメラアニメーション>

STEP6のコンポに対し、カメラのアニメーションを作成します。
ヌルオブジェクトを使用した円周カメラアニメになっています。

3Dカメラの円周アニメーションについての解説は
<AfterEffects Laboratory 基本編 10>
http://www.ayatoweb.com/ae_lab/lab10.html


<タイムラインウインドウを見る>


<タイムリマップ>
QuickTime 形式
(640 KB)


<タイムリマップで逆再生>

STEP7のコンポを新規コンポに入れます。
(コンポ名:AE52-8_TimeRemap)

タイムリマップを使って、逆再生の設定をします。
逆再生してみてアニメーションがおかしい場合は、
STEP5〜7に戻って再調整してください。
※何度も何度も試行錯誤する必要があります。

納得いくアニメーションに仕上がったら
Trapcode Starglowですこし味付けをすれば完成です。
いろいろ応用してみてはいかがでしょうか?

<エフェクトウインドウを見る>
「Trapcode Starglow」
<タイムラインウインドウを見る>
<拡大画像を見る>
「640×480」

<Trapcode Starglow についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン(国内販売元) http://www.flashbackj.com/trapcode/starglow/