<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(175 KB)
制作例 28: カードダンスによる旗の表現
(AE5.5 PRO)

AE-TIPS 28 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:
- No Use
Third-Party Footages:
- No Use




<旗素材の準備>

前述の「制作例 02:ループ可能な旗の表現」では
サードパーティのプラグインを使用して旗を作成しましたが
今回はProVersionの機能のみで表現してみたいと思います。
(クオリティはこちらの方が低いかもしれませんが…)
まず、はじめに旗素材を準備します。




<フラクタル素材の作成>

ディスプレイスメント用のフラクタル素材を
「エフェクト>レンダリング>フラクタルノイズ」
を使用して作成します。EvolutionのTurbulatorと比べると
パラメータ調節に多少のコツが必要です。
※ 乱気流のオフセットと展開にキーフレームを打ちます。

<パラメータを見る>
「フラクタルノイズ」


<3秒ループ素材>
QuickTime 形式
(63 KB)


<フラクタル素材のループ化>

フラクタルの模様が繰り返されるようにします。
4秒ぶんの素材を作成したので、そのうちの1秒を
「ディゾルブ」に使用してループ素材にします。
※この方法はループを作成する際によく使われます。

<タイムラインウインドウを見る>
ディゾルブによるループ作成方法




<マッピング素材に陰影をつける>

STEP1の旗素材の上に、STEP3のフラクタルループ素材を
「乗算」や「オーバーレイ」でのせて旗のような明暗をつけます。

<タイムラインウインドウを見る>
旗の陰影の表現


<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(175 KB)


<カードダンス>

「カードダンス」を使用するとカードの位置や大きさを
グレースケールの素材を使用して制御できるようになります。
今回はカードの数を増やすことによって(200枚×150枚)
なめらかな旗の表面を表現しています。
※このプラグインはアドビのホームページでダウンロード可能
http://www.adobe.co.jp/products/aftereffects/

<パラメータを見る>
「シュミレーション>カードダンス」